久しぶりの温泉記事です。
「師走キップ、中山道」の帰路、東海道の道中、自遊人のとあるページで見かけた温泉旅館が、ずーっと気になっていました。
それは、下田にある「金谷旅館」という旅館。
なにが気になるかというと、温泉。そう、温泉です。
この旅館には通称「千人風呂」と呼ばれる、でかい温泉があるのです。
さらっと言いましたが、「師走キップ、中山道」の道中、なぜ断念したかというと、
そう、下田だからです。
静岡県です。
東京から一県またぐ訳で、半島の付け根からさきっちょまでも以外とあるわけで。
もちろん僕は、踊り子に乗り込むのではなく、鈍行に乗る訳です。
鉄分が含まれておりますので、その辺も楽しみます。
昼から のビ ール で。
列車の写真撮ったり、
あおぞらですなー
もういっちょ、
昼から のビビ ールで、
プラットフォーム撮ったり、
してると、窓の外、
「うううう、うみだー!!」
って、なる訳です。
・・・ココまでで、二時間くらい?
この路線はいつも、青春18きっぷを利用して西へ向かうとき、必ず通る路線で、気持ちのよい路線ですが、結構果てしない道のりです。
線路は続くよどこまでも〜って、静岡まで果てしなくゆきます。
そういえば、九州をめざした「青春18きゅうしゅう」でもとにかくこの列車にのって、西をめざしました。
海が見えてしばらく、伊東まで到達すると、乗り換えです。
伊豆急行へ。
乗り換えのときに、やっぱり 鯛のお寿司、買い込むんですね〜。
あれ、何ジマだ、おおしま?
を、遠方に望みつつ、列車は南下を続け、さきっちょを目指します。
時には踊り狂う踊り子に追い抜かれつつ。
特急にのって下田へゆくのと、鈍行でゆくのには一時間以上の差があります。
お金が無くてもあっても、列車の旅を楽しめる方にしか、鈍行の旅はお薦めしません。
抜かれますし。
遠いですし。
そんな事で、到着かと、思いきや!!
寝過ごして、終点の伊豆急下田駅に・・・
目的地はその一つ手前、「蓮台寺」という駅になります。
いそいそと、折り返しの各駅停車に乗り込んで発車を待ちます。
思ってたより若者おおいなー。
なんて思っていると、つきました。
となり駅,蓮台寺。
なんもないなー。
素敵!!
目的は、しずおか名物 「しずおか 茶 コーラ」
(ひやしあめに近い味がする:特に感動はない)
ではなく。
千人風呂です。
金谷旅館の千人風呂。
浴槽が大きく、流石に千人は無理だけど、泳げるくらい広いです。
※遊泳禁止
水深が深く、二段階になっていて、深いところでは1メートルくらいあります。
広いだけあって、お湯はそこまで熱くはありませんが、ゆっくりと楽しめる場所です。
しかも、空いている。
洗い場の頭上にある明かりの風情も感じつつ、湯船の上には女性の裸体の銅像が三体。
なんでじゃ?
まーみちゃいます。
って、実はこの浴室、混浴です。
写真右上に見える、木のボックス、実は女風呂と繋がっていて、お湯の中を伝って、なんと、ジョジョ女性が!!
っと、入っては来ませんでしたが、混浴可能。
その状況を楽しめる女性は是非。
ただし、このお風呂、たぶん旅館の廊下から結構見えます。
人の往来がみえましたから。
混浴状態にならなかったし、悔しいので、とりあえず、女湯写真に納めてきました。
・・・お風呂をでると、休憩できる部屋もあります。
そこでお蕎麦を食べられます。
この金谷旅館さん、何かとセンスがいいです。
女湯の文字も良かったのですが、玄関先の雰囲気とか、
庭のしつらえとかも。
温泉目的だったので、そんなに活発に行動しなかったのですが、
この蓮台寺駅周辺、
最初の印象通り、特に何も無いと言えばありません。
ブラーッと、散歩。
特に事件も無いですが、また鈍行なので、そろそろ列車に乗る時刻。
帰りの列車は、部活帰りなのか、学生てんこもりでした。
鈍行でゆっくり、
昼から のビ ール
で始まった、下田への遠足。
東京から一日で往復。
毎日忙しくしているのもおいてくるのに、何もしないで温泉。
街の夕暮れは、子供の頃の夏休みを思い出す様な、一日の終わりでした。
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