どこにでもいったはなし

旅行後記ー濱名

池袋の雑踏の中に、PASMOのチャージが足りず改札に引っかかってしまった岩垣くんが

「よいお年を・・・」

といいながら消えてゆきました。

昨年の９月、四国へ一緒に旅行したときに、何か変わったテーマを持たせて旅をしたいという意思から、コンセプトに上乗せして、ブログをつけ始め、彼とともにした、旅の記録としては３つ目、僕単独では更に一つ増えて４つ目のものとなりました。

今回は東京を北に発信して、師走の日本の関東甲信越、中部をぐるり回って南から東京に帰ってきました。

１３５０キロ弱の道のりを5日間で走り抜けました。

旅行から帰って、一息、美しい山々やおいしい空気、気持ちのいい温泉から、既に日常、少し浮き足立つような街に立っています。

１３５０キロの旅は、車による移動で空間が限られていることと、運転者である僕はひたすらに進む方向しか見ていないことからか、思考がなにか中空にあるモノに集中され、いろいろな事をたくさん考えるというよりも、ただひたすらに単純作業をしているような感覚を覚えていました。

次はどこかをただひたすらに歩きたい、そんな風に思っています。

今年も残すところあと１／４日、

皆さん、よいお年を。

告知：どこにでも珈琲＠吉祥寺、井の頭公園

 

「どこにでも珈琲」

　　　　　　　をします。

　

　

とき：2010年1月5日　15.00ごろから

ばしょ：吉祥寺　井の頭公園のどこか

　

どこにでも珈琲は、２００９年の春から当サイトの主催の二人が、旅先などで野外珈琲を楽しみ始めた事に端を発しました。

どこでも野外で豆をひいて、お湯を沸かし、おいしい珈琲を淹れます。

この看板、今度もしも見かけたら声をかけてみてください。

どこにでも珈琲@井の頭公園

報告です。

今日は東京都の吉祥寺は、井の頭公園にて珈琲でした。運良く終日晴れだったお陰で、寒すぎず助かりました。

今回は一人、ゲストがありました。といっても、通りがかりの友人ですが。

三人で珈琲二杯づつ、計六杯を楽しみました。

その後、momo curryにて更に雑談。

お店にたまたま知り合いしかいなくなったので、劇団白昼夢という劇団の物語を、いきなりの朗読演劇したりしました。 観客ゼロで。

白昼夢は岩垣くんがグラフィックを手がける劇団広告で、今回の演目は、 「女房の茄子は麻婆味」 です。

珈琲から楽しい時間が過ごせました。

ちなみに、ゲストの友人は勿論通り掛かりではなく誘いましたが、通り掛かりにこの看板、見かけたら、、、気がついてください。

※劇団白昼夢：いわがき主催の架空の劇団

参考ページ→NOMAD and TWILIGHT

どこにでも珈琲@北温泉

  栃木県の秘湯、北温泉でコーヒー作りをした。

午前９時、前日降った雪で山はさらに雪深くなっている。

今日の珈琲は、温泉で汲んだ湧き水で作った。

濃いめの仕上がりだった。

コーヒーを飲んでいると、タクシーがやって来て、駐車場のなかをグルグルとドリフトして地ならしをしていた。

僕たちも車に降り積もった雪を払って乗り込んだ。

『東京一実』プロジェクト

東京一実＝とうきょういちじつ、

と、読みます。

 

東京もしくは東京の周りで、日帰り、もしくは一泊で訪れる単発のどこにでもいったはなしをまとめたプロジェクト、

「東京から、一日で実る旅」

その旅のはなしをどこにでもいったはなしでは、

 

東京一実としました。

#1「天狗のお湯：栃木県奥那須北温泉の巻」

 

那須湯本温泉のその奥に、天狗が見つけたと言われる温泉のある温泉宿へ行ってきました。

その名も北温泉。

東京から一泊二日、車で出かける旅でした。

車を借りた埼玉から高速を走る事二時間、那須ICをでて、一般道に出ると僕たちはまずすぐに温泉を目指すのではなく、

告知：どこにでも珈琲＠代官山、西郷山公園

　

どこにでも珈琲をします。

とき：2010年3月24日　13.00ごろから

ばしょ：代官山、西郷山公園のどこか

※雨天中止

　

「東京一実」の旅で北温泉に行く途中、cafeSHOZOに立ち寄ったときに、シュガーポットを買いました。

#1「天狗のお湯：栃木県奥那須北温泉の巻」

↑旅の様子

そのシュガーポットにあうスプーンがなかったので、木で作りました。

そのスプーンも持っていこうかな。

なにか木で小物を作ってほしい依頼があれば、hamanaまで言ってみてください。

協力できるかもしれません。

緊急告知：どこにでも珈琲＠代官山、西郷山公園

　

天気がよいので急遽、ど こにでも珈琲をします。

とき：2010年4月8日　15.30ごろから

ばしょ： 代官山、西郷山公園のどこか

　

この間、突然思いつい製品があります。

近々デザインし始めるつもりです。

ちなみに今回の珈琲豆は苦みがあり、香りはライトなブレンドにしました。

うまいですよ。

どこにでも珈琲＠西郷山公園

春を迎えて、桜の咲く中のどこにでも珈琲でした。

来週、どこにでもは奈良へゆくためその打ち合わせをかねて、天気もよかったし、急遽集まる事になったのでした。

今回のどこにでも珈琲の豆は、ブレンド６番苦みの中に、軽やかな香りのするブレンドです。

ゆっくりと時間をかけておとしたので、濃厚に入りました。

奈良にゆく道中の名前も決定し、キップも購入しました。

京都に宿泊もします。

そういえば帰りがけ、市場調査のため入ったインテリアセレクトショップの入り口でぶつかりそうになった女性は小林麻央さんでした。

外で珈琲をたしなんでいる私たちは、自作のロゴマークを焼き付けた「どこにでも珈琲の看板」と「どこにでもいったはなし」のカードを目印として掲げています。

吉野の山へ

おはようございます。

三人でも四国以来とも言える、不眠の夜明けです。

フーミン。

このところ、ずーっと自宅で何やカニや作業していた訳ですが、そろそろそれも潮がやって来て、今晩やっと終わるぞって言うのが、昨晩２２時頃の話です。

そこから怒濤のトラブルラッシュで近年、稀に見る足止めでした。

それもこれも不慣れなソフトをパソコンアプリケーションを編集に便利だという理由で使っていたら、かなりのプロフェッショナル仕様のソフトだったために、印刷するときになって知ってなきゃいけないあれこれがわからない。

ってな騒ぎに。

いや〜、グラフィックデザインの皆さんも大変です。

さて、プロダクトがメインのわたしは、あと三十分もしないうちに駅に向かって、７時１０分発東京発の「のぞみ」に乗り込み、京都へ向かいます。

京都からは更に普通列車にのって、１３００年、遷都くんの待つ奈良へ。

奈良の吉野の山々、神々しい響きですが、何がワタシをまっているのやら！？！？

旅立ち

東京駅から七時に集合。
ハマナくんが遅刻しそうだと連絡してくる。
僕は弁当を買おうと思ったが、手持ちが少ないことで思いとどまる。
ハマナくんは胃酸が出まくって到着する。
僕たちは、これから奈良に向かう。

放浪記

去年から僕は放浪している。
フリーのデザイナーとして仕事を探している。状況はなかなか急な展開を見せないが、少しずつ地力がついてきているように思える。
技術はやればやるほど覚えるもので、それ自体に意味はほとんどない。人がそれをどう使うかということが尊重すべきことである。
ということが、阿佐田哲也著の麻雀放浪記にも書いてある気がする。

セーフ

家を出発する時点での、東京駅到着予定時刻は6.57でした(ジョルダン調べ)。

僕たちが指定席の予約をした新幹線が7.00東京駅発の新大阪行のぞみ203号。
列車の中で冷や汗をかきながらいわがきくんに電話しました。

「乗り遅れそうだ」

乗り換え時間3分、イタリアならまだしも、ここは東京、ジャパンです。
しかしぼくは諦めませんせした。
心の中で安西先生が言います。

「ホッホッホ、あきらめたらそこで試合終了だよ」

僕は扉があくやいなや上野駅を走りました。
そして、ジョルダンさんが言っていたよりも4分早い列車をゲット！

累積7分のアドヴァンテージを得た僕でしたが、それでもまた、東京駅につくとのぞみを繋いで猛ダッシュ。

気がつけば、いわがきくんよりも先に新幹線のホームに立っていました。

胡乱座へ

京都到着。
胡乱座という長屋宿を四条烏丸で降りて探す。奈良の箸袋工場を見学に来ているのだが、とりあえず荷物を胡乱座に置きにゆく。京都は東京よりも寒い。

奈良いく

 

胡乱座に荷物も置いた事だし、奈良へ向けて出発します。

京都は都ということだからか、美人が多いです。

歩いて近鉄京都駅へ向かう道すがら、お弁当屋さん、なんと250円。

徹夜の上に腹ぺこだった僕は唐揚げ弁当購入です。

せんとくんと

 近鉄奈良線に乗って、目的地の工場に向かう。
奈良悠々パックというお得キップで、この旅は移動している。
特急券はタダにならないが、普通列車だと時間に遅れそうだったので、発車間際の電車に飛び込んだ。

混む

特急から特急に乗り換え。
車内は、何故かおばさんおじさんたちで、ごった返している。空気が薄い。
皆どこに向かっているのか。
暑い。

下市口

 

電車を乗り継いで、奈良県の下市口へやってきました。

この町は吉野の山の杉や檜の材料を柱として製材した余りの部分を利用して、箸を生産する産地です。
今回のどこにでもの最大のテーマは箸の工場の見学です。

箸の製造の現場、ワクワクします。

工場萌え

駅に着くと、お迎えが来ていた。
僕たちは車に乗せてもらい、会社に着くと国産箸の実情を色々と聞かせていただいた。それから、また車で移動して工場を見せて頂いた。
現場の方は頬を染めて少しはにかんで説明してくれた。

工場萌え

箸となる木材がガットゥンガットゥンスライスされるすっごい機械です。
ギロチンカンナの手前に丸胴のカンナのついたきかいで、まだ少し含水率の高い木を、

ガットゥンガットゥン

いきます。


楽しそうでしょ。