どこにでもいったはなし

平家の海

 日本の歴史は西方に特に偏りがあります。 歴史で習った平氏はこの海を闘いの得意としていたのでしょう。 呪われませんように。

夕食は

 下関まで今日中に移動すると決まったら、宮島口滞在可能時間は残り30 分になったのでした。 ただ、下関到着予定時刻は24時近く。 それまで空腹を抱えていられるはずがないので、30分の覚悟でご飯 を食べました。 入ったお店は予想に反して、頼んだ品が全て所用5分で出てくる快 速定食屋さんでした。 蠣のバター焼き、おいしくいただきました。

カプセルホテルイン

 ホテルを選んでまわる元気ののこっていない僕たちだったので即決したカプセルホテル。 受け付けで、「うちは寝台列車スタイルじゃけ、半分あいとるんよ。」と教えてもらいました。 あの蜂の巣スタイルではないらしいのです。 客室フロアに登ってみると、確かに二段ベッドをいかつく部屋にした様な寝台が並び、入り口は扉ではなくカーテン。 僕の寝台の天井には血飛沫…らしきものが。 今晩の夢が心配です。 ちなみにお風呂の蓋は三人とも怖くて開けられませんでした。 では夢の報告をお楽しみに。 お休みなさい。

昨晩の夢の報告

 夢の話。 目が覚めてみると、下関のカプセルホテルは寝台の並んだ風景はそのままなのですが、なぜか何処かのお寺の一画になっていました。 僕が起き上がると岩垣君と上沼さんはすでに起きていました。 ベッドから這い上がり、洗顔のために便所に向かいました。 行くまでの廊下は朝もやがかかりその傍にはおびただしい数の石仏と妖怪 のモニュメントがありました。 長い廊下を歩いて便所に着き、洗顔の前に用をたしていると隣に人陰が現れました。 ふと振り返ると中学校卒業以来会っていない友人「かまちょ」でした。 半年くらい前に結婚した20年来の友人とどんな人物になっているか噂になっていた旧友の一人です。 記憶にあるかまちょは面長で水木しげる先生の作品に出てくる「ねずみ男」に似ています。 驚きながらも噂していた彼に会ってうれしくなった僕は、 「今何どうしているんだ？」 と、質問しました。 かまちょはこっちを向いて 「火葬場」 と答えました。 そして、そのままなぜか便所なのに連れていた仲間たちとともに去って行ってしまいました。 追いかけようとした僕はぬるぬるしたものに足をとられ、うん●まみれになってしまいました。 そこで覚醒しました。 呪いの夢は見なかったものの、少し妖怪の世界に迷い込んだ夢でした。 夢の暗示は何だったのでしょう、 キーワードは 「妖怪」 「便所」 「旧友」 「うん●まみれ」

花と海峡

 見つけた穴場で一服です。 桜前線をクロスオーバーするかと思われましたが、急に寒くなったおかげ か九州もまだ見頃です。

ひるごはん

桜の木の下で食べるはさっき小倉の駅で買った駅弁です。 

ちなみに、

 現在地はここです。

すごか！

 全国にあるicカードの交通パス。 九州はこれでした。 SUGOCA!!

中洲:酒一番

 今日中に佐賀に行くのはやめて、博多に泊まることにしておいしいものをとにかく食べる事にしました。 中洲で立ち寄った酒一番は、もつ鍋のおいしいお店でした。 岩垣君と身の上話を楽しみながら、長めの滞在をしましたが￥２，０００－以下という会計でした。 お薦めです。

中洲:長浜ラーメン

 二軒目の餃子もおいしく食べて、やっぱりラーメンだろうという僕たち。 とんこつラーメンに食らい付きました。

別行動のはまな

友人との待ち合わせは長崎駅でした。

まさに6年ぶりの再開。 久しぶりに会う大切な友人には心踊ります。

別行動のはまな２

6年ぶりの再開を果たした友人と僕はまずは友人が予約をしていてくれたお店で昼食をとりました。
6年に及ぶ時間をイッキに粗筋で話しました。 大学に在学時のこと、卒業後から今の状態に至るまでのこと。
手紙や電話、メールなどで時たま連絡はとっていたものの改めて顔つき合わせて話をしてお互いのことを話しました。
本当はほとんど僕のことを聞いてもらいました。
その後グラバー園にいき桜を見ながら、また終わりなき話をしました。
友人とは予備校からの中でかれこれ9年。

最初の3年以降は直接会っていないのに大切な友人です。 昨今、携帯電話のメールなどで頻繁にやりとりをするのが「ともだち」だ と勘違いする時流の中、友人との繋がりとはそんなものではないことをちゃんと表してくれていました。
旅の最大目的の一つは気持ちよく完了。

ちなみに僕はグラバー邸を見ながら、数ヶ月前まで読んでいた「竜馬がゆく」で登場していた、僕にとって想像上の地が目の前にあることにも興奮しつつ、竜馬手ぬぐいを二枚買い込みました。

ドイツんだ？オランダ鍋！！

夜は長崎で岩垣君の友人で僕も何度か一緒に遊んでいるなゆた君としょく じでした。
目標は、オランダ鍋。
おいしいと大絶賛されているこのお鍋のお店はこの日、「宴会のコース料理のために大忙しで入れない」と初めは断られてしまいました。
しかし東京(濱名は埼玉)からやってきていることを伝えるとそれは何とかしてやりたいと、ご好意でどうにか席を作ってくれました。

そして、オランダ鍋にありつくことができたのでした。

食事中、長崎美人な店員のお姉さんに「誰かに似ている」と話しかけると二人くらいの有名人に似ているとよく言われると教えてくれました。
ひとりは
「荒川しずかさんでしょ！」
と僕らから言いました。

もう一人はなんとかお姉さんから教えてもらおうとしましたが教えてもらえませんでした。


ちなみに、僕らの間でのお姉さんのあだ名は 「小雪」 です。

むかしの友は今の友

僕の旅の目標だった長崎の友人ナユタくんに会う。
彼も僕と同じく、広告制作の仕事をしている。僕は大学時代から広告制作の仕事をしたいと思っていた。だが、実際の実務は想像と違うものだった。

マリー

帰り途中、佐賀県の大町という所で温泉に寄ることにしました。 

なかなか道のわかりづらい所で迷っていると、
「佐賀のがばいおばちゃん」
に出会いました。
そして親切にも温泉までの一キロほどを車で先導してくれました。 

更に国道までの出方も教えてくれました。
「同じぐらいの息子がおるけん」
ということ。
聞くと息子さんは27歳で海外協力隊、ソロモン諸島にいて、二年ぶりにもうすぐかえってくるそうです。

僕と同じ歳の息子さん。
会えるのが「嬉しいだろね〜！」と言うと、満面の笑みでした。

「そいぎね！！」

と佐賀のことばで

「そしたらまたね！！」

という意味のことを云って去っていったがばいおばちゃんは、


「あー！！」


と叫びながら戻ってきて、

・・・マリーを一箱くれたのでした。

ひとまず

羽田への帰着報告です。
旅のまとめの日記はあとで書こうとおもいますが、とにかく東京に一瞬にして戻ってきました。

またも飛行機の速さを見せつけられました。
北九州空港で、僕たちを乗せるはずの便はオーバーブッキングによりほかの便への乗り換え者を￥10,000-で募っていました。

無職の僕、ウケておけばよかったのかしら！？

青春のまとめ

 旅行後記（濱名）

東京帰着直後に岩垣くんも僕も予定があったために、特に話もせずに僕たちは別れました。

「三人でも四国！！」でも書いていたかもしれませんが、僕たちは３年ほど前から
〜行きはゆっくり、帰りは飛行機で一瞬〜 という旅を繰り返しています。
はじめは船で北海道、次は夜行で四国、そして鈍行で九州

今回の僕の旅の目的は、 休息でも自分探し（の旅など毛ほどもする気はありませんが）でもなく、長崎にいる友人に会うことでした。
その道中は、カミヌマさんが加わわり、
三人とも無所属、世にいう無職。
三人ともRICOHのカメラ。
三人ともアラサー。
三人中二人がiphone。
三人の装備が重、中、軽で大違い。

言葉にすると現代を象徴するような三人。
しかし実態は何かの紙面で語られるような人間たちではなかった様に思います。
移動が多く会話の多かった今回は、たくさんの人に出会う旅ではありませんでしたが、カミヌマさんが加わり、さらに長崎で友人に会い、ナユタくんに会い、量より質の旅、「元気玉」の作り方を考える旅でした。
冒頭に「特に話もせず」と書きましたが、時間がなかったこともあるけれど、旅の間たくさん言葉を交わしたからこの日の最後は「特に話の必要がなかった」というのが正しいのかもしれません。



さて五島に渡りこわがりまくっていたカミヌマさんのその後が気になりますが、今回の僕の旅はこの辺で幕引きとなります。 見守ってくだすった皆様どうもありがとうございました。

どこいくの長野

今年の休日はカレンダー通りです。

ということは、大型連休もカレンダー通り。
ちまたと比べて長くも、短くもありません。
祝日の赤文字通りにお休みなのは、４年ぶりくらいです。
そして連休は久しぶりにオートバイで山の方へ行ってこようと思っています。

ego to eco

僕は三人でも四国の旅で一つ大きな失敗をしました。

それは充電グッズを忘れたことです。

当初は忘れても同行の岩垣君の持ってくる携帯電話の充電器があれば、また最悪は単三電池さえあれば何とかなるだろうとタカをくくっていました。

しかし旅の最中ぼくの持ち歩いていた電気機器が必要としたのはおびただしい量の単三電池でした。

ひとつには二人が揃って携帯の充電器をもっていなかったこと、もう一つには電源を取ることのできるタイミングが度々なかったことにありました。

僕は記録として旅の間に購入した単三電池を瓶に入れてとってあります。

そして今回は、それを踏まえて充電式単三型電池を持って行くことにしました。

これでiPhoneの充電がきれてもGRの充電が切れても何とか今回は電池を買わずに済むんではないでしょうか。

ちなみにまだ旅支度は完了しません。

親戚です詐欺

長野の祖父母の親戚も尋ねます。

初めて会うので詐欺師の流行りに間違われないようにしないと。