夢の話。
目が覚めてみると、下関のカプセルホテルは寝台の並んだ風景はそのままなのですが、なぜか何処かのお寺の一画になっていました。
僕が起き上がると岩垣君と上沼さんはすでに起きていました。
ベッドから這い上がり、洗顔のために便所に向かいました。
行くまでの廊下は朝もやがかかりその傍にはおびただしい数の石仏と妖怪
のモニュメントがありました。
長い廊下を歩いて便所に着き、洗顔の前に用をたしていると隣に人陰が現れました。
ふと振り返ると中学校卒業以来会っていない友人「かまちょ」でした。
半年くらい前に結婚した20年来の友人とどんな人物になっているか噂になっていた旧友の一人です。
記憶にあるかまちょは面長で水木しげる先生の作品に出てくる「ねずみ男」に似ています。
驚きながらも噂していた彼に会ってうれしくなった僕は、
「今何どうしているんだ?」
と、質問しました。
かまちょはこっちを向いて
「火葬場」
と答えました。
そして、そのままなぜか便所なのに連れていた仲間たちとともに去って行ってしまいました。
追いかけようとした僕はぬるぬるしたものに足をとられ、うん●まみれになってしまいました。
そこで覚醒しました。
呪いの夢は見なかったものの、少し妖怪の世界に迷い込んだ夢でした。
夢の暗示は何だったのでしょう、
キーワードは
「妖怪」
「便所」
「旧友」
「うん●まみれ」
Recent Comments