半島の反対側に行くためにバスに乗ることにしました。
ただし旅館から二つ分停留所を歩きました。
僕たちが停留所に着くと自転車でおばあちゃんがやってきて、停留所の横に無造作に自転車を停めました。
聞くと、
「知り合いが救急車で昨日運ばれたもんだから、病院まで行かないといけない」
「だけどバスがあんまり少なくて大変困る」
ということで。
以前は学校に行く子供たちの利用があって、もっとバスも多かったのだけど、子供たちが車に乗る年齢になるとバスの本数も減り、今では車を運転しない人たちの生活は大変だ。と。
それは確かにそうです。
いっぺんに沢山来ることは無いけれど、もう少し利用が増えるアイデアがあるといいなと思います。
金をばらまくにではなく、例えば体験や文化をテーマに集まる。
バスに乗っけて場所を見るだけの旅行じゃなくて、もっと商売じゃない、土地の人とも交流がもてて、必然的に経済がまわる。
そんなことができたらいいなぁと、ボンヤリ思いながら、バスが少ないという自慢(いや不満)を聞くのでした。
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