最後の日はとても良い天気でした。
到着した日から、雨天が多く、先週の日曜日は、市民マラソンだというのに雨で、みんなずぶ濡れでマラソンをしていました。
しかもこの一週間は気温も低く、寒い日々が続きました。
ですが、日本へ帰るという本日は抜けるような青空の晴れ。
そんな少し暑いくらいぼ日差しの中を、重たいカタログの束をポストから日本に送り、友人とそのお母様と共に近所の大きなスーパーマーケットへゆきイワガキくんがまた軽い迷子になりながらも、帰宅、最後の晩餐、ならず、最後の昼食をとりました。
ポストオフィスは、英語が全く通じなかったり、家にパスポートを忘れていたり、支払いが現金に限られていたために、家に戻ったり、いったりしましたが、何とかどうにか、こうにかなりました。
最後の昼食のあと、綺麗な紙で折り紙をして欲しいと友人に頼まれたので、ワンパターンですが折り鶴を。。。
すると、何故か横で昼から白ワインを飲んで真っ赤になったイワガキくんのスイッチが入り、「デカイ兜を折るんだ!」とガサゴソ始めました。
僕はも少し家具屋さんをめぐりたいと思ったので、部屋に戻り少し準備をして、家具屋さんの場所を確認すべく、冊子を手にしました。
と、突然、大きなイビキではっとすると、僕は何時の間にか冊子を開いたまま寝てしまっていて、ついでにイワガキくんも寝ていました、なぜか。
僕たちは、昨日確認し直した、21時の飛行機に乗るべく、17時に別れを惜しみながら家をあとにするのでした。
45分、市内のCadornaから空港へ電車に乗っているとき、ターミナルを確認しようと、再度予約券を見た時です、21時のフライトが、ミュンヘンからであることに気がつきます!
ん?ということは?
ミラノ、Malpensaからのふらいとは?
な、なんと1910と書いてあります。
その時すでに1830、あと二駅ありました。
これはまづい、日本に帰れない可能性が。。。80%(希望的観測)。。。
空港の駅に到着すると一目散にチェックインカウンターへ!!!
カウンターにつくと、事情と急いでいることを説明しました。
しかし、結果はNO。
僕らは途方に暮れてしまいます。
肩を落としながら、何とかしなくてはならないので、チケットをカウンターで、予約券の切り替えを試みます。
。。。
。。。。。
。。
しかし、ミラノサローネのこの時期、飛行機はフルブッキングどころではなく、オーバーブッキングで席がありません。。。
参りました。
親切なチケットカウンターの女性は安いチケットやどうにかこの仕方ない日本人を帰そうと、手を尽くして調べてくれました。
それとともに、空港を走り回って違う航空会社に問い合わせをしにゆき、いろいろと探しましたが、結果はなかなか厳しいものばかり、価格的なことをいうと、エジプト航空でカイロ経由。。。
さすがにそのチョイスはなく。。。
結局、かなりの傷をおいながら、成田への直行便を手に入れ、明日を待つことにしました。
朝早いフライトであれば、空港にとどまったのですが、昼過ぎに飛ぶ飛行機で、結局、感動の別れを果たした、友人宅へ。
ミラノ最終日は、打って変わって帰国前日となるのでした。
そして歯を磨いたイワガキくんは大きなイビキをかきながら、明日に備えて夢の世界へ旅立ちました。
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