時刻表を睨んでいる僕の正面の座席から熱い眼差しを感じました。 そのネッシセンの方向に目をやると、これ見よがしに鉄道の写真集をバッグから取り出す青年。
ら!ライバルだ!!
彼はおもむろに席を立つと完璧なまでのデジタル一眼を手に運転席の真後ろで悠悠とシャッターチャンスを待つのでした。
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