今日から久しぶりの旅に出ます。 目指すは能登半島。 少し時間をかけて行ってみたいと、ずっと思っていた場所です。 今回は大半を徒歩で移動しようかと計画しています。
準備は完了。 のと自慢を聞きに、能登半島のみなさん行きますよ!
久しぶりに旅に出ます。 今度は能登半島みたいです。 写真は電車の網棚に乗っけている僕のザックですヨ。
ところで、僕は出かける時間ギリギリまで寝ているタイプなのです。 セットした目覚ましの時間の30分前にハマナくんから電話が来て起きてしまいました。 と、ここまで書いて思ったのですが、 ちょっとイヤミぽくなってしまいましたが、そんなつもりは毛頭ないですヨ。 以上、どうでもいい話とどうでもいい 写真でした。。
東京駅に到着しました。 丸の内は今朝もスーツの森です。 どうやらイワガキくんの睡眠を妨げてしまった僕は、いつかの遅刻寸前の悪夢は回避した様です。
2年ぶりの旅。 東京駅は平日ですが意外にも混んでいます。 無事にイワガキくんと合流しました。 北陸新幹線を待っています。
厳しい表情で、北陸新幹線が来るのを連射撮影する男がいました。 いよいよ初の北陸新幹線に乗ります。 イッてきます。
キタ! 北陸新幹線のカガヤキに乗ってまずは金沢を目指します。 この写真を撮るために身を乗り出しています。
もちろん連写です。
紐を引っ張ると暖かくなるお弁当、突然の発煙にイワガキくがおののきました。
なぜか牛タン弁当を買いました。 なんと、弁当箱の横にある糸を引くと、ほかほかになるカラクリ弁当でした。 これがほんとのほか弁や。
ただいま長野に到着。 北陸新幹線はそれぞれの席にコンセントありますし、トイレはウォッシュレットですしお寿司。
新幹線をおりました。
少し涼しいです。
時間があるので駅の周辺で御飯にします。 出た!この感じ、きっと当たるよ、「ほがらかや」突入です!
焼き肉ランチ、11:30の開店、おばちゃんが暖簾を出しているところに「もういい?」といいながら突入しました。
美味しいし、安いし、おばちゃんよくしゃべるし、いいお店でした。 学生の卒業旅行かと聞かれました。
おばちゃんは新幹線ははくたかしか乗らないそうです。 かがやきは高級すぎるって。
ここに構えて50年以上のほがらかや、ご馳走様でした。
金沢駅の鳥居前では、地鶏大会が行われてましたよ。 猫も杓子も地鶏ですよ。 あ、自撮りですよ。
バスで眠りこけること数時間。 ようやく輪島駅に着きました。
着きました、能登半島は輪島駅。 次の駅はシベリアです。 人は適度にいませんが、車はたくさん走っています。
のと自慢大会の始まりです。 今回の旅の趣旨をそういえば書いていませんでした。
僕たちは今回、基本徒歩で能登半島を回ろう思っています。すでに少しはバスに乗ろうとしていますが。 そして能登半島をめぐる中で、地元に住む人に「のと自慢」をしてもらおうと考えています。
到着直後に輪島塗りの会社、「キリモト」さんにお邪魔しました。
キリモトさんは7代続く輪島漆器の会社です。木地屋さんだけとしては2代。(間違えていたらごめんなさい)
いまでは漆器会ではかなりの有名人の桐本泰一さんが当主です。
今日は桐本さん不在であった為に、奥様に色々と「のと自慢」していただきました。 桐本さんの「のと自慢」は何と言っても輪島塗りです。
輪島塗りは丁寧に長い時間かけて作られています。頑丈だし手触りもいい。 100年前の漆器も見せていただきましたが、色は風合いが出ていますが、まだまだ現役。 食卓で活躍できる姿をしていました。
こうやって、受け継いでいくモノって大切ですね。まあ、モノじゃなくてもね。
桐本さんの輪島塗りへの愛情は半端ではありません。 自慢の漆です。
漆器は幾度もの工程で塗り重ねられて出来上がっていることはおそらく知られていることではないかと思いますが、輪島塗りはその中でも下塗り工程にかなりの時間がかけられているようです。
また、かけやすい部分の下地に布が着せてあったり、かけたものでもまたその部分だけ修復できたり、昔からの知恵と技が込められた道具、さらに金属のカトラリーと一緒に使っても大丈夫なように新たな知恵と技を吹き込んだ製品など、たゆまぬ努力と輪島塗りへの愛情を注がれています。
漆の話をします。
生活道具としての漆器の需要が落ち込む一方であるが為に、和漆の生産が減り、和漆を欠くための刃物を作れる職人さんがすでに一人しかいらっしゃいません。
漆というのは木で、塗料になっている漆はその木の樹液です。 樹液は漆の木を傷つけることで採ることができ、天然のラッカー(ジャパニーズラッカー)などと呼ばれ、世界的にも有名です。
僕がやっている乾性油のワークショップのオイルフィニッシュは酸素と結合して硬化しますが、漆は水分で硬化するようです。 なので、木材を水気のある場所で使うにも、向いた塗料であるとのことです。
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