3年前、引っ越しの準備を進めていた僕は東横線に乗ることがしばしばでした。
その東横線で、なぜか偶然何度も高校3年生の時の同級生に会うことがありました。
高校、予備校と同じ、大学は都内の美術大学のインテリア専攻、仕事はもちろんインテリア関係、共通項の多い友人でしたが、愛知に移住していたこともあって、あまり頻繁に会うなかでもない友人と、偶然会うのです。
思えばその友人とは以前から街中で偶然出くわすことが多かったのですが、短期間にそんなに偶然顔を合わせることは初めてでした。
美人な友人なので、ジャパニーズトラディションの机上の空論が実在するならばおそらく、「偶然のような出会い」であると疑われても仕方がないくらいの頻度でした。
話を聞いてみると、会社を辞め、インテリアの設計事務所で仕事をした後、金工作家としての準備を進めつつ、大学の同級生の営むとあるお店で店長として働いているという話でした。
しかもそのお店が僕の引っ越し先のすぐそばで、僕はすぐに遊びに行きました。
※中村友美さんという金工の作家として活躍されている女性です。→ 金工 中村友美
そうです、前置きが長くなりましたが、そのお店こそが小林幹也さんのお店「タイヨウのした」です。
みきやくんとの出会いはこのときが初めです。
その頃から既に大活躍だったみきやくんは、同い年のデザイナーでとても気さくな人がらでした。
自宅がちかいことや、仕事の業界、興味がちかいことで話題の共通性があるだけでなく、同じ年ということもあって、共通の友人、例えば上記の高校の同級生(みきやくんにとっては大学の同級生)も共通していました。
昨年ワークショップを開催したクルのクッキーもタイヨウのしたで売っていました。
クルの代表のナオさんは体育の授業で一緒だった、同級生です。
タイヨウのしたに遊びに行ったこのころ、こんなやり取りがありました。
店長をやっていたその友人が僕に言ったのです。
友人「このクッキー、ナオちゃんていうんだけど、ハマナと多分同級生だよ、知ってる?」
ハマナ「え、しらなぁ〜い」
このやりとり、僕は本当に気がついていませんでした、クッキーのナオちゃんがまさか自分の同級生のナオちゃんだなんて。ということで、いまでもこの話は、ハマナのヒドい話として、クルのナオさんを紹介する時に必ず話しています。
さて、友達だなんだと、脱線ばかりですが、小林幹也さん、定番家具のデザインを多く手がける、それはもう本当に活躍中のデザイナーです。
僕もこの「どこにでもいったはなし」を読んでくださっている方の中には薄々?気づかれている方もいらっしゃることかと思いますが、プロの家具デザイナーです。
そして先日、どこにでも珈琲を飲みに来てくれた時(実際この時は大遅刻で彼は珈琲にありつけなかったのですが)に、ククサカップのワークショップの話になり、この七月に彼のお店でワークショップをすることになったのです。
ククサのオイルフィニッシュワークショップは、僕たち木材を多く使うプロダクトデザイナーとして、一緒に触れて学ぶ、とても良い題材です。
なので、家具を扱うお店も営むみきやくんも一緒にやろうといってくれました。
終わりにのむ珈琲が一番のお目当てかもしれませんが。
ということで、まだまだ参加募集中です。
【ワークショップご案内】
北欧サーメ人の伝統工芸ククサカップをモチーフにオイルフィニッシュについて学びます。
ククサを持って旅をする“どこにでも珈琲"のオリジナルカップに、くるみから自分で絞り出したウォルナットオイルを塗り、木材のお手入れの方法を体験します。ワークショップの終わりには“どこにでも珈琲"をご馳走します。
講師:はまな たけし
日時: 7/21(月・祝) 午前の回10:00/午後の回13:30
作業時間:約2時間程度
料金:7,500yen(追加ククサ1ヶ/4,500yen)
会場:タイヨウのした ショールーム3F ( http://www.taiyounoshita.jp/ )
東京都目黒区碑文谷5-28-8タイヨウのした
定員各回8名程度(※ご応募の状況により早めに募集を終了する場合がございます)
お申し込みはメールにて タイヨウのした ( [email protected] )まで下記の事項をお送りください。
お名前:
参加人数:(大人_人/小人_人)
※WS参加のご両親と一緒にご参加のお子様は追加ククサの代金のみ
希望ククサ数:
参加希望の回:午前/午後
子供たちは夏休みの始まり、三連休の最終日、海の日です。
海岸の太陽の下に繰り出すのも楽しみですが、「タイヨウのした」でどこにでも珈琲でもいかがでしょう。
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