意気込んで出掛けた三日目のミラノサローネ本会場です。
昨日より少し遅め、一日目とおなじくらいの時刻に出掛けて、fieraの開場に着きました。
チケットをエントランスの男性にかざして、スルッと、通ると。。。ん?
通、、れない、男性が
「だめだ、チケットを買えと言うような事をいっています。(イタリア語)」
「おかしい、僕が買ったのは3回入場できる券、今日は三回目、おかしい!(英語)」
と、怒りをあらわにして、男性に食ってかかる僕。
つ、通じてない。。。
通れないし、通じてない。
男性は「レチェプチョン!!!(れせぷしょん)」を繰り返すばかりです。
仕方が無いので、受付(レチェプチョン)へと思ったら長蛇の列です。
時間がもったいないので、会場お内側にある受付(レチェプチョン)へゆきました。
建物の中の受付はそんなに混んでおらず、少し待ってきれいな女性のところに、じゃなくて受付の女性の所にたどりつけました。
女性に事情を話すと、またも、ちょっと理解に苦しんでいる模様。
英語を話せるスタッフが駆けつけてきて、事情を再度説明しました。
スタッフはいろいろと調べてくれたあげく、
「何故かわからないけど、もうチケットを使い切っている。僕には何もできない、申し訳ないもしかしたら、入り口のところで二回読んでしまったのかもしれないから、もう一度入り口に行ってみてくれ(英語)」と、、、
また、「レチェプチョン!!といわれるだけだ(英語)」
というと、「だれか英語を話せる人を見つけてくれ(英語)」
しかたなく、レチェプチョンのところに行き、近くにいた、英語とフランス語とイタリア語を魔法の様に使い分けるスタッフに頼み、交渉に入りました、が、あっけなく、だめ。
かなりいろいろ説明したけど、だめでした。
もう本会場に入るのは時間の無駄だと見切り、市内へ戻る事にしました。
帰る道中、というか交渉に入った段階で、実は理由は薄々わかっていました、イワガキくんと初日にサテリテへゆきました。
サテリテからサローネに入るのに、券が消費されるのかどうか、一回券しか持っていないイワガキ君を試しに場内に送り込みました。
すると入れたので、僕も続いて入りました。
それが落とし穴、そこでおそらく一回切符をきられていたのでしょう。。。
まぁ、日本人とは思えないほど苦情を言いまくったので、もう疲れちゃいましたし、良いです。
市内にもどると、また家具やデザインプロダクトの展示を見て回ります。
正直、レベルが本当に高く、見応えのある物ばかりです。
しかも、ちゃんとみんな商談をしています。
日本の展示でなぜあまりそれが行なわれていないのか、考えさせられます。
トラムや地下鉄に乗るのにも、だいぶ慣れました。
明後日には帰路とは、ちょっと短すぎます。
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