浅草の三社祭。
言わずと知れたこのお祭り、どこにでもはまなが毎年参加する様になったのは数年前です。
今年の三社祭の最終日、5月16日、日曜日。
江戸っ子と物見客とかつぎ屋であふれ帰る浅草へやってきました。
8時半に集合予定が就寝したのが4時だった事もあり、
遅刻の穴埋めは、得意科目の玉子焼きで許してもらいました。
実はこのお祭りの最中、僕のあだ名は「たまごやきくん」になります。
それは祭り初参戦の時に、合羽橋で購入した自慢の玉子焼きフライパン(銅製:プロ仕様)を持っていたためです。そのフライパンで焼いた、評判の玉子焼きを二本上納し、遅刻の許しをいただきました。
それにしても、「たまごやきくん」。。。
以前の会社では、
「おでんくん」(リリーフランキーさんのアニメ、おでんくんに似ている事から)
飲み会の後は決まって、
「パクさん」(大陸っぽい顔だので、韓流スターを決め込むから)
痩せてくると、
「はまぐち」(よゐこの濱口さんに似ているらしい)
いろいろなものに似ているというか、いえ、決して玉子焼きには似ていないのですが。
されさて、
お祭りはお酒を飲まなくては始まりません。
皆さん早くも、セット完了です。
二個持ちです。
ズバッとガソリンを入れたところで、まずは本社さまがまわってくる昼前に、町内神輿を担いでまわります。
付近の組合の皆さんが、わらわらと集まってきます。
みんな、元気です。
ふんどしです。
ハッピを着ないと、担ぐ事はできません。
とにかくみんな、神輿の前の方が縁起がよいということで、
担ぎます。
そりゃもう、担ぎます。
これでもかと言うくらいです。
結構大変なものです。
神輿を担ぐのは、みんなのかけ声のリズムに乗れないといけません。
リズムが狂うと、神輿は果てしなく重く、堅く、痛いです。
さらに以外に上背のある僕は、人よりも肩の位置が高いため、中腰をキープしながら担ぐため、太もももパンパンになります。
それでも、ヤメられない止まらない、祭りのこの力は、なんなのでしょう。。。
担ぎ終わると、褒美が配られます。
ねぎらいの褒美です。
子供達も大喜び。
け、決してこのために担いでいる訳では、ございません。
大人には、もちろんガソリン(お酒)が配られます。
そうして、配られ、注入し続けた大人達の宴は近所の居酒屋さんに移り、最後には、、、
デビルマンが現れるのでした。
ちなみに、今年5回目の参戦となる僕は、2回ほどイタリア人の仲良しの友人を連れて参加しています。
5回目の僕は、大勢やってくる人にまみれて、仲間内でもごくわずかな人々にしか存在を認識されていません。幾度か自己紹介をした事もあるのですが、みんなたっぷり呑んだおさけのためか、覚えていない事がしばしばです。今年も子供達と遊んでいたら、「きみだれだっけ?」となったので、自己紹介しました。
いまいちピンと来ていない皆さんに、
「あの、何度か、イタリア人を・・・」
というと、ものすごい息の合った、
「あ〜!!!」
が跳ね返ってきました。
さすが、イタリア人の友人はやはりインパクトが強いらしく浅草の皆さん、すごく覚えているようでした。
その彼は、祭りが恋しくて、当日、現在住んでいる北京の自宅で、ソファを担いでいたという報告が入っています。
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