どこにでもいったはなし

桜前線とJR全線

 東京は春の陽気というよりも初夏の様相、と思うや寒気で覆われました。

23日の夜、ムーンライトながらをキャッチングして僕達の桜前線逆行の旅路が開始される予定です。

この寒気で東京の桜も今しばらく眠っていてくれるでしょうか、九州の桜たちは雨に耐えていられるでしょうか。


それよりも桜前線をJR鈍行全線でクロスオーバーの僕たちは無事に九州に着くことができるのでしょうか。

なぜ遠くにいくのか

僕は、特に旅好きな人間ではない。 それでも何の因果か旅にでることがしばしば起きる。 人生で岐路に立つとき、こっちの方が大変な目にあうかもしれない、という道を選ぶと、僕自<br>身にとってそれだけでも、日常からの跳躍になるので、旅をしなくても十分似たような感覚を得ている気がしている。 今回の旅に僕は目的を持たないことにしている。旅の道程でここしばらくの自分を振り返ってみようと思う。 とはいえ、長崎の友達に会いに行くという絶対的な目標はある。僕はいま無職だけれもノマドではない。一般的な２８歳である。 なぜ遠くにいくのか。 それは、人生においての話でもある。

旅立ちはあられ

 駅までの道程は霰(あられ)でした。 昨晩の夜行ながらのチケットは購入できず、今朝24日の始発で行動開始をしました。 渋谷にて岩垣君と待ち合わせ、なんにも準備をしていない僕達は5.30にならないと18きっぷが手に入りません。 5分ほど卒業、謝恩会後のオールオッケイな元大学生で溢れる渋谷をふらふらしてみどりの窓口へ。 青春18きっぷ 購入完了し、いざ鈍行でGo!! お腹がすいたのでまずは「品川でご飯でも食べよう」のスタートです。

鈍行は進む

 熱海 あたみ 東海道本線を走る列車にて南下中です。

静岡へ

 熱海で乗り換え、更に東海道本線、静岡へ。 静岡では乗り換え時間、2分。 大丈夫なのか！？

iPhone

二人揃ってi-phoneをいじっています、

僕たち頭がおかしいのかと思いました。 

はまま

 浜松に到着。 三年前に鳥取に行った時も実は18きっぷ、ひとり長い静岡を寒い冷房の中進んだものです、夏。 さっきの列車の中、ホストのおにいさん達が「おれっちは完ぺきに仕事をこなしてるから、あいつらに示して手本になるんだ！」といって電車の座席を一人で三人分使っていました。 見習わないと。

それいけ、岩垣君

 作文をカリカリしている岩垣君。 有能なあれです。 今回の旅は揃って四国の時とは一転、無職で有能なあれです。

城

  

どうやって攻め落としましょう、殿・・・

栗モナカ買う

大垣に到着。 だんだんと、お尻が座りすぎていたくなる。 というわけで、駅から出て和菓子屋で栗モナカを買う。 旅行に行くといつも思う。 なんでこんなに、チェーン店だらけなんだろうか。いつも見たことがある 景色がある。 チェンジと、オバマは言うけれど変わるというのは、本当にむずかしい。 自分の意識を、変えるのもむずかしいのに、国を変えるチカラってなんだ ろう。やはり、言葉なのか。 栗モナカは、うまかった。 

ちょっと街へ

 大阪の駅でちょっと途中下車。 お腹が空きましたし。

おおさか

 街へ降りるとやはり人混みだし、旅で街にくるのはそうそう必要なことではないなと思うのだけど、少し離れると案外人が少ないです。 とはいっても、平日の昼間でした。 学生たちもあれ、卒業旅行の真っ最中何だろうか。

タコ焼き買う

 大阪といえば、タコ焼きですよね。 ベタですよね。 この旅は移動がメインで、その間に濱名君と今のこととか、未来のことを 話しているうちに、大阪までつきました。

左右

 大阪は、右寄り。 僕が退職した会社は、左寄り？

あち

梅田こ、と岩垣君の図。 

裸で

姫路の街を裸でサックスの男(帽子)が行く。 たった一時間の途中下車だけど、姫路の街は発見がありました。 規模と感じは金澤に似たものを感じました、金澤のがでかいけれど。 

ホテル倉敷

 倉敷でホテルをさがす。
駅前のビジネスホテルに決め、もうすぐ辞める会社名を書いたら、ホテルマンが、朝日新聞の方は２５%OFFですと言われきゅうに安くなる。
いやはや、手厚い会社だねまったく。

倉敷にて

 兆屋というお店でちょっとご飯をいただきました。

兆屋

 カンパチがうまかった。

一路

六時に起きるつもりが、九時前に起きる。 朝食を誰もいないバイキングでひたすら食べるの図。 朝、かみぬまさんから連絡入る。 一路、海沿いを広島に向かう。 ついに合流なるか。