見つかりました? ぐわし!
仙台に到着しました。 さっそく宿を探し始めたところ、どこもかしこも満室です…。 もうかれこれ40は電話しました。
これは、まさかの宿なしです。 我々はどこにゆけばいいのか…。
街じゅう探し回ってみたが、どうやらフェスと被災地ボランティアでどこも満室だったのである。
結局僕らは、まねきねこという店名のカラオケに来た。
もう、ここで夜中、叫び合うしかないのである。
なぜか歌う30サイです。
昨晩、ひたすらフェスに来ている皆さんの圧倒的な数にホテルが取れず疲弊した私たちですが、カラオケで自らの熱唱、ベンチ雑魚寝を通して、まるでかつてのライジングサンを彷彿とさせる朝の仕上がりの二人となりました。 おはようございます。
いわがきくんと僕は大学時代に松島と仙台へ一緒に来た事があります。 その時は松島にある民宿に泊まってそこのご主人が漁にでてとって来た海産物をたのしみ、あの芭蕉があまりの美しさに 「松島や ああ松島や 松島や」 としか歌えなかったという日本三景の一つをみにゆきました。 それから約10年経っていますが、今再びかの地を見に行ってみようと思います。
松島駅に着いて、湾沿いまで歩きました。 日差しが強く暑いです。 フェス(仮称)明けの僕たちは風呂に入りたいです。
珈琲の後に一句、 静けさや 山間(やまあい)走る 列車の音(ね) 山寺はちょうど谷間にあるまちなので、列車が通るたびに響き渡る音が印象的でした。
松島は、見たところ遠めには特に変わっていなかった。湾は夏の陽光を照り返していたし、青々とした松も元気そうに見えた。
海猫が鳴いている。
金色に 輝く湾に 浮かぶ島
松島で 船を描くとこ 失敗す
十年前 渡った橋は 今も赤い 僕は変色したろうか?
本日のお豆は、ザンビアダブルエープラスビクトリアフォールズ。
海猫と一緒に松島を眺めながら、いただきます。
松島の温泉を、砂漠のオアシスの如く求め、立ち寄り湯を見つけました。しかし、朝早過ぎて空いてなく、二時間ばかりぶらぶらとして時間を潰しました。
そして、ロビーでしばらく待っていると、受付のおねえさんに呼ばれて、ついにその時は来ました。 源泉湯で、ヌルヌルした質感があり、肌がすべすべになりました。サウナと冷水ぶっかけもしました。牛乳も飲んでもうリアルが充実、略してリア充になりました。めでたしめでたし。
ニッポンレンタカーで車を借りました。松島より向こうへ電車が走っていないので、ここからしばらく車で移動です。
石巻に来た。
雑草の生えた、いやに広々とした平地が現れた。海側の家屋を見るとほとんどが半壊している。広々とした平地は、瓦礫などを撤去した後なのだろうか。
その数百メートルの向こうでは、外観も変えずに、普通に生活している家屋もある。
ここも僕らが来るずっと前には草だけではなかったのでしょうか。
この場所に 止まったままでは いるまいぞ
仙台を発って、福島を目指しています。 福島を越えて東京方面へ、帰路です。 車窓から見える風景はどことなく僕の気持ちの記憶を蘇らせます。 幼少時代、ほんの数年だけ福島に住んでいたことがありました。 水田から隆起する岩ベースの山々のある風景をみるとなんとなしにこどもの気持ちに返ります。
電車に思えばずっと乗っていた。でもある意味、夢心地。なんの夢をみているのでしょうね。
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