坑道を出て、ひと休みしていると、タクシー運転手のおじさんに話しかけられました。
気さくなおじさんは佐渡について色々と教えてくれました。
僕たちの格好が登山ぽいので、「どこか登ってきたの?」と聞かれたものの、登ったといえば昨晩の暗闇ハイクくらいなので、佐渡島の山情報についても聞いておきました。
下へは歩いて行かれるか尋ねると、そんな格好して歩かないのか!?っとドヤされ、歩くには京町通という小道を歩くといいと教えてくれました。
滞在の予定を聞かれたので、今日は両津に戻って一泊する予定だと伝えると、僕たちの泊まる宿からだと、丸石という回転寿司がうまいよと教えてくれました。
おじさんに言われた通り、京町通を通って、北沢浮遊選鉱場へ行きます。
東京ではあまり見られない瓦葺きの屋根はやはり美しいです。
入店したスナック、ローズマリーは歌好きな佐渡のママがやっているお店でした。
佐渡で行われる薪能や端唄、鼓童、篠笛の話をママや常連さんから教えてもらう。
移動中もそういえば、海岸近くの奉行所に能の舞台が設置されているのを見かけました。
明日そこで、子供たちが民謡を唄うそうです。
月夜での薪能や篠笛の舞台をいつか見てみたいと思いました。
ローズマリーのママは、旦那さんが歌の先生であり、
指導を受けていて、今度東京で行われるカラオケ大会で
優勝を目指しているそうでした。
そんなママの歌声を聴くために、
僕が吉田拓郎を、はまなくんが飛鳥涼の曲を歌い、
ママは大会で歌う予定の[貴船川]という曲を
聴かせてくれました。
とても大人の内容の曲でした。
その後、常連さんが[赤い靴のタンゴ]を、
僕が[明日があるさ]を、
ママが[岬まわり]、
はまなくんが[乾杯][また逢う日まで]を
熱唱しました。
素敵な佐渡人に逢えた夜でした。
Recent Comments